チケットの賞味期限

いっしきさんの日記に書かれていることについて忘れないうちについて書いておこうと思う。

バグDBというかバグ管理システムの運用について - 今日の雑記

簡単にまとめると「バグは発覚したときに、開発者本人が把握しておきましょう(そして、できれば駆除しましょう)。」という、コレだけの話なんです。

これ大事ですよね。「ちょっと気になるけど大した事じゃないし今は放置」としておくと後々面倒に巻き込まれるのは結構経験することです。

しかしその一方で、目に見えている課題って賞味期限があって、あんまり長いこと放置しておくと逆に見えなくなってしまうことがあります。半年前に終わってる展示会の招待状をいつまでも取っておくとか、そういう感じでチケットが残っていることが風景化してしまうと「あるのに見えない=意識されない」という状態になって、結局把握してないのと同じ状態になってしまうという。

そういうのは定期的に行われるチケットの棚卸し作業のときにどう扱うかが問題で、といっても普通は「継続」か「破棄」のどちらかでしかないんだけども、あんまり手遅れになる前に予備調査やタスク分割をさせるように具体的な作業へブレークダウンして割り振っていくことが必要かなあ、と。なかなかできないんですけどね。といって何もしないのでは意味がないわけで、チケットによる見える化ができたのでもう一歩の作業が必要なんだと思います。