用意周到さが必要、もしくは鉄は熱いうちに叩け

時間に余裕があるときにこそ全力疾走で仕事し,締め切りが近づいたら流す」という働き方である。

ほんとにその通りで、それが出来てない今のプロジェクトは学祭前夜に大慌てで準備してるサークル状態。ウォーターフォールモデルに従って仕事してるからって「上流工程で滞ってるから僕らの出来ること少ないもん!」なんて言い訳して流してる暇があったら真田さんになるための布石を沢山ばらまいておかないと。そんなに難しい事じゃないと思うんだけど何でできないんだろうなあ。

で、SCRUMに思いが及んだりする。SCRUMは2週間くらいの短期ミッションを決めてそこに全力投球する点では2週間毎に締め切りがやってくる状態と変わりがなく、締め切りが近づくまでなかなか仕事しないタイプの人が多いチームには有効な手段なんだと思う。成功体験を積み重ねていくことでチームに勢いを付けていくって点でも非常に魅力的。

ただ、大方の開発手法って未だにがっちがちのウォーターフォールモデルで、そういうチームでSCRUMを回すにはプロマネの作戦立案力が余程高くない無理だよなあ、と思う。

上流工程と暗中模索で新しい技術を築いていくボトムアップ的な手法をすりあわせる技術、中長期ミッションがよく分からない状態でどんだけ短期ミッションを的確に定義できるかって辺りが問題。それが出来るプロマネってきっと貴重なんだろうなあ・・