参加したセッションについてざっくりと感想を。
HTML5 Overview for Web Application Developers
HTML5の概要について45分でざーっと解説。特に動作するデモはなかったと思う。メモに一生懸命すぎて気づかなかっただけかもしれないけど。この方のプレゼンスキルの高さがすごすぎ。画面はみやすいし言葉は平易な表現で明瞭に喋ってくれるので英語でもなんとか理解できるし。
参考になる書籍を2冊紹介してもらった。androidが一段落ついたら買おうかな。
- 作者: 白石俊平,株式会社あゆた
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 単行本
- 購入: 15人 クリック: 635回
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- 作者: 羽田野太巳
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2010/02/26
- メディア: 単行本
- 購入: 12人 クリック: 451回
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Google App Engine - 分散クラウドコンピューティングの新しいパラダイム / リアルタイムソーシャルアプリケーション開発
「Hello Worldを60秒で作るよ!」から始まるクラウドコンピューティング。RoRでサービス作ろうとするとサーバ借りるところから始めなきゃなんないし、いい機会だからpython覚えてGAEに手を出してみようかなーと思った。
OpenSocial in Japan 2010
mixiアプリ「記憶スケッチ」を作った人の話。負荷軽減の基本的な技術からサービスのマネタイズまで話題が多岐にわたっており非常に参考になった。「ユーザー獲得コストがかなり低いが、その分離れていく率も非常に高い。だから初めからマネタイズを意識してサービスを設計するべき」というのはその通りだと思った。同時にユーザー獲得コストを低くするルール設計などもちゃんと理由があってのことなのかと感じるところもある。正直mixiのアプリってどこがゲームやねんっていう感じのものが多いので全然やらなくなったんだけど、そういう仕様も計算のうちなのかも。
Extensions5: HTML5 を用いた高度な Google Chrome エクステンション開発
専門外すぎて全然ついて行けず。すみません。
GTUG 主催ライトニングトーク
個人的にはO3D WebGLとNetWalker androidがお気に入り。世界が着々とWebに絡み取られている感じ。
一番盛り上がったのがクイズの正解発表。といっても参加者は全員クイズをクリアしてきているので、参考程度にという扱い。パッチワークに要した時間が参加者によって数msから数時間とめちゃめちゃに開いていたらしいのが興味深かった。
自分はRubyを使って再帰探索をするアルゴリズムで大体13秒くらいだった。解答編によると、Union Findというアルゴリズムを使うととても早くなるらしい。Rubyで実装して比較してみようかしら。
同時にサーバ側の解説もしてもらった。パッチワークの問題も実は何パターンか用意されていて、答え合わせは参加者IDを元に実際にサーバ側でも同じ問題を解いて照合していたそうだ。
総括
すげー楽しかった。特にHTML5はもう普通の作業ならなんでもこなせるような状態になっていて、「最初に学んだプログラミング言語はHTML5です」とか言う子供がそのうち出てきそうな勢い。ちゃんと動向を追いかけておいた方がよさそう。同時にサーバ側の話はGoogle App Engineでほとんどの事ができてしまいそうなので、これも今からでも遅くないので手を出しておきたい。ただちょっと調べた限りではメール受信処理なんかは対応してなさそうなので、携帯電話からメールを送って何か処理させるようなサーバは作れないのかも。まあその辺はそのうち調べようと思う。
残念なのはHTML5とGAEのセッションと重なっていたAndroid関係のセッションを見られなかったこと。しばらく後でもいいのでYouTubeで見られるようになって欲しい。