読了:働き方5.0

電車移動の時間つぶしに購入

副題の通り、これから数十年間システムを提供する側になりたい若者向けのサーヴェイ。 ホワイトカラーの業務が機械化されていくにつれ、生身の人間部分のインターフェースになる労働者とシステムを提供する側の他、新しいシステムを創造する勢力が出てくるだろうというのはまあ理解できるしそうだろうなとも思う。

自分が興味あるのはそういうシステムによって機械に取って代わられた人たちをどうするかという事で、まあ自分もいい加減稼いでくれる機械のヒモになって暮らしたいのだが、多分そんな都合の良い世界にはならない。かといって機械に職を奪われた人がどこに流れていくかというあたりがあまり言及されていないのは個人的に物足りなかった。